それでも村で生きる―福島“帰還”した人々の記録

国・地域
日本
2015年
プロデューサー
高山 仁
監督
内山 拓
時間
49分
制作
日本放送協会
配給

東京電力福島第一原発から約30キロ圏内に位置する川内村。事故直後、自治体ごと村外に避難したが、翌年、避難自治体の中で最も早く「帰村」を宣言した。そして2014年の秋には避難指示が続いていた村内「20キロ圏内」のほとんどの地域も、インフラの復旧が進み、かつ除染がほぼ完了したとして避難指示が解除された。原発事故で避難を強いられた自治体の中で川内村は、国から「帰還のトップランナー」、「原発事故の収束」を象徴する村とされてきた。

しかし、帰村後の再生の道は険しい。除染で出た廃棄物は、中間貯蔵施設の建設が遅れていることから、いまだ村内に至る所に野積みにされたまま。放射線への不安を抱く若年層の多くは帰村していない。

「帰還」の先頭を走ってきた川内村のいまを見つめ、原発事故から4年目の現実を活写する。