【長野・松本市】9.15(金)〜17(日) グリーンイメージ国際環境映像祭 in 松本

【会場】松本市中央公民館Mウイング6階ホ-ル(松本市中央1丁目18番1号)

【参加費(1プログラムごと)】

前売 1,400円 メール予約 1,500円・一般当日 1,800円 学生当日 1,400円・メンバーズ一般 1,000円 学生 800円

全4回通し券 4,000円 ※前売券販売店はこちら

 
 【上映プログラム】

 9月15日(金) 〜環境問題の最前線をめぐる旅〜

19:30 シード・ハンター

気候変動が進む中、危惧される食料危機。多様な遺伝子を保存し、環境変化に耐える農作物の原種を求めて中央アジア・タジキスタンの険しい山々へ足を踏み入れる科学者たちの姿を追う。オーストラリア / 2008 / 監督:サリー・イングルトン / 53分 /英語・日本語字幕 / 生物多様性・農・食

20:30 海―消えたプラスチックの謎

世界の海洋に浮かぶプラスチックの99%は行方不明。マイクロプラスチックの捜索とその影響調査に乗り出した各地の科学者たちの最新研究を追う。第4回グリーンイメージ大賞。フランス / 2016 / 監督 : ヴァンサン・ペラジオ / 53min / 英語(日本語字幕)/ 海・食・生物多様性

 

9月16日(土) 〜環境問題の巡ってきた道〜

19:30 Last Call ー 科学者たちの警告

1972年発表された『成長の限界』は世界に大きな反響を呼ぶとともに激しい批判にさらされた。40年後、著者が論じるこの限りある惑星についての刺激的な洞察。第2回グリーンイメージ賞。イタリア・ノルウェー  / 2013 / 監督:エンリコ・チェラスオーロ / 90分 / 英語・日本語字幕 / 科学・持続可能な社会・ライフスタイル

 

 9月17日(日)

〜森林から見えるコミュニティ エネルギー 文化〜

10:30 東北の森から明日を考える―木質バイオマスで拡がるエネルギー自立の試み

 東日本大震災の被害はエネルギー供給問題を浮き彫りにし、自然とコミュニティの果たす役割を改めて問いかけた。震災直後、ライフラインが断たれた中、地元で調達できる木質ペレットが沿岸地域の避難所に支援され、簡単に輸送・備蓄が出来る燃料として重要な役割を果たした。エネルギーの地産地消と森林の持続可能な循環のカギとして注目が集まる木質バイオマスエネルギーの可能性を探る。日本 / 2012 / 35分 / プロデューサー:尾立 愛子 / 監督:伊賀 俊徳 / 森林・コミュニティ・再生可能エネルギー

11:05 里馬の森から―森を活かす古くて新しい技術・馬搬

現在、日本では人と馬がともに暮らす姿は見ることはできなくなった。山から木を馬と共に搬出する「馬搬」を生業とする馬方は、馬搬が盛んだった東北地方でも岩手県の74歳の職人とその弟子38歳の2人だけになり、全国でも数名を残すのみである。50年ほど前はまでは、人と馬が共に1つ屋根の下で暮らし生きていた。今、機械に頼らない、山や自然を壊さない生き方が注目されている中、わずかに残る昔ながらの馬との暮らしや文化を1年に渡り記録した作品。日本 / 2016 / 55min / プロデューサー・監督 : 尾立 愛子 / 生物多様性・森林・文化・コミュニティ

アフタートーク:プロデューサー・監督 尾立 愛子(おだち あいこ)

 

〜クロージング上映〜

13:30 新地町の漁師たち

東日本大震災で被災した福島県新地町の漁師たちを、2011年6月から2014年11月3日の安波祭までの3年半記録したドキュメンタリー。生まれ育った町や伝統行事、漁師という家業、漁業組合、放射能汚染水が排出された海、幾重もの関わりの中で生きる漁師たちを静かに見つめる。第3回グリーンイメージ大賞。日本  / 2016 / 監督 : 山田 徹 / 89分 / 日本語 / 海・コミュニティ・文化・災害

アフタートーク:監督 山田 徹

 
 
主催:松本CINEMAセレクト https://www.cinema-select.com/
協力:グリーンイメージ国際環境映像祭