映像と環境教育
環境にかかわる問題と課題は、私たち個人の生活から文化、政治・経済まで、広くほぼ全ての人間活動に関わっています。
研究調査によって明らかになる科学的知見も年々蓄積され、それとともに環境にかかわる情報も年々多様化しています。
持続可能な社会を目指した様々な取り組み、各地の気候変動の影響やその危機にさらされ差し迫る問題など、文字情報だけでなく映像を通して学ぶことで、環境への理解が一層進み、多様化する問題や課題への理解を広げるきっかけとなります。
また映像を一人で見るのではなく教室や職場、地域の仲間が集い鑑賞することで、情報共有し意見を交換したり、持続可能な社会作りのアイデアが生まれてきます。
グリーンイメージでは、現在大きな課題である温暖化問題を考える作品や持続可能な社会構築を考える作品、また里山循環や再生可能エネルギー、地域社会の暮らしや文化の紹介まで、環境教育プログラムで活用いただける映像をご紹介しています。
またテーマに合わせた専門家のご紹介も行っています。
映像を使った環境教育をご検討についてのご相談も承っておりますのでお気軽にお問い合わせください。
食・生物多様性
シード・ハンター気候変動が進む中、危惧される食料危機。多様な遺伝子を保存し、環境変化に耐える農作物の原種を求めて中央アジア・タジキスタンの険しい山々へ足を踏み入れる科学者たちの姿を追う。
持続可能な社会
Last Call ―科学者たちの警告
1972年発表された『成長の限界』は世界に大きな反響を呼ぶとともに激しい批判にさらされた。40年後、著者が論じるこの限りある惑星についての刺激的な洞察。
第2回グリーンイメージ賞
エネルギー
東北の森から明日を考える―木質バイオマスで拡がるエネルギー自立の試み
東日本大震災の被害はエネルギー供給問題を浮き彫りにし、自然とコミュニティの果たす役割を改めて問いかけた。震災直後、ライフラインが断たれた中、地元で調達できる木質ペレットが沿岸地域の避難所に支援され、簡単に輸送・備蓄が出来る燃料として重要な役割を果たした。
エネルギーの地産地消と森林の持続可能な循環のカギとして注目が集まる木質バイオマスエネルギーの可能性を探る。