グリーンイメージ国際環境映像祭とは

グリーンイメージ国際環境映像祭は国内外の環境映像を毎年募集し、優れた作品を選び、年に一度開催する国際的な環境映像祭です。

アニメーションからドキュメンタリー、ドラマまで環境をキーワードとする作品が世界から集まります。

普段テレビや劇場では見ることのできない世界の環境の今をスクリーンで知る・学ぶ・楽しむ祭典です。

年に一度の開催期間中は、最終選考に残った入賞作品の上映とゲストにお招きした監督との対談や、環境を豊かにする活動に取り組む皆さんをゲストに迎え、毎年テーマごとにシンポジウムを開催し、映像だけでなく環境を考える広い交流の機会です。

ごあいさつ

佐藤 忠男

この環境映像祭には、文字どおり世界中から、びっくりするほどたくさんの作品が送られてきます。

そこにはプロの映画作家による作品からアマチュアの作品まで、じつに多様な内容のものが含まれています。

じつに多くの人々が、自分の身辺に、これは広く人々に知らせなければならない大事な問題だと思うことを発見しているからです。

この映像祭の前身の映画祭をはじめたとき、インドの地方のドキュメンタリー作家から送られてきた作品に賞をさしあげたとき、東京の映画祭で賞を得たということがニュースになったおかげで、地元でもやっとテレビで放映されることがきまった、という知らせを受けて大喜びしたことがあります。

今日、環境問題はメディアでもよくとりあげられ、多くの重要な問題が常識になっているようですが、実際には問題は日々に新しく発見されているのです。

大手のメディアと一部の良心的な専門家にまかせておけば大丈夫というわけにはゆかないのです。

草の根の研究者たちの発見と研究が、環境に関心を持つ人々によって記録され、検討され、発表の場に持ち出され、より多くの人々の常識になってゆく。そういうふうにし多くの環境問題が知られてきました。

環境映像祭はその重要な一環です。大切に育て、拡大してゆきたいと思います。

グリーンイメージ国際環境映像祭実行委員会
委員長 佐藤 忠男

世界へと広がる環境映像の扉

グリーンイメージは、国内外の映画祭との連携、国際的ネットワークを通じて世界から日本へ、日本から世界へ環境映像を紹介しています。

世界の国際環境映像祭のネットワーク「グリーンフィルムネットワーク」および「エコムーブ・インターナショナル」の日本唯一のメンバーとして、参加している世界各地の国際環境映像祭との情報交換・連携によって、世界の優れた環境映像を日本へ、日本の優れた環境映像を世界へ紹介します。

グリーンイメージ国際環境映像祭は、国際環境映像祭の世界最大のネットワークであるGREEN FILM NETWORKの日本唯一のメンバーです。
GREEN FILM NETWORK